設計豆知識 ~土地の広さ・形で間取りはどこまで変わる?~

2026年01月20日

家づくりというと、まず「何坪の土地が必要か」を気にされる方が多いですが、実は同じ面積でも形が違うと使いやすさが大きく変わります。

例えば30坪の土地でも、

・間口が広く奥行きが浅い土地

・間口が狭く奥に長い土地

この2つでは、間取りの組み立て方は全く違います。

単純な坪数だけで判断してしまうと、「思っていた間取りが入らない」ということも起こりがちです。

土地の「形」が間取りに与える影響

土地の形は、動線や部屋配置に直結します。

・整形地(四角の土地)

間取りに自由度が高く、無駄が出にくい

・細長い土地

採光や風通しをどう確保するかが設計のポイント

中庭や吹き抜けで明るさを補うケースも

・変形地

一見不利に見えますが、収納や水回りを上手く配置することで個性ある間取りに

設計次第で「デメリット」を「特徴」に変えられます。

方角も間取りに大きく関係する

「南向きの土地が一番いい」と思われがちですが、必ずしも正解とは限りません。

・南向き:明るいLDKをつくりやすい

・北向き:南面を庭やリビングにしてプライバシーを確保しやすい

・東西向き:午前中の気持ちいい朝日がたっぷり入る

大切なのは方角そのものより、窓の取り方と部屋の配置

土地条件を理解したうえで設計することで、快適さは大きく変わります。

土地に合った間取りが、暮らしやすさを決める

間取りは、希望だけで決められるものではありません。

土地の広さ・形・方角を正しく読み取ることが、暮らしやすい家づくりの第一歩です。

「この土地でどんな間取りができるのか?」それを具体的に考えられるのが、設計の役割です。

土地探しの方も、すでに土地をお持ちの方も、ぜひ一度土地条件から間取りを考える視点を持ってみてください。

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