漆喰(しっくい)の特長・・・

2015年01月27日

こんにちは。

本日は、漆喰(しっくい)について語りたいと思います。

 

漆喰とは石灰(せっかい)と、糊(のり)と苆(すさ)を混ぜ合わせた混合物です。

古き時代より、壁の上塗りなどに使用されていました。

しっくい①①除菌性

しっくいは除菌効果が高い強アルカリ性で調湿効果(空気中の湿度を調整すること)が優れている為、カビや細菌の発生を抑える効果があります。

調湿効果により湿気を吸放出する「かべ」です。

日本の四季やご自宅の環境に合わせて調湿します。

 

②安全性 (空気をクリーンに・・・)

人間が生きていく中で一番大切なもの、それは空気です。

しっくい塗り壁は、ホルムアルデヒドなどの化学物質を吸収して再放散せず、空気をクリーンに保つことが出来ます。

 

③消臭効果

人に不快感を与える悪臭ガスとしてトリメチルアミン、メチルメルカプタンがあります。

特に台所などから発生しやすい消臭には難しさがありますが、しっくいの消臭性能は優れており、24時間後にはおよそ90%の減少率が確認できます。

 

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④不燃性

しっくいは原料が無機物で、その表面は石灰岩と同じである為、燃えることはありません。

昔から蔵は、中の大切な財産を火災から守る為に、しっくい塗り壁で仕上げられていました。

それと同様に、家の中を不燃のしっくい塗り壁にすれば、火災から身を守る事も出来るのです。

 

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⑤耐久性

しっくいは、施工直後から半永久的に空気中の二酸化炭素を吸収し、石灰岩と同じ成分の炭素カルシウムとなり、少しずつ石化していくため、時間が経つにつれて堅牢性が増します。

剥離、劣化しにくい為、塗り替えの必要がありません。

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