建築うんちく☺

2018年10月17日

こんにちは(*^-^*)

秋晴れが続き、久しぶりに気持ちのよい週末でしたね♪

台風で延期になっていた長男の幼稚園の運動会も、やっと開催することができました(*‘∀‘)

 

さてさて、タイトル。。(笑)

おもわず韻を踏んでしまいましたyoyo!

 

普段何気なく使用している言葉の中で、建築用語が由来の言葉があるってご存知ですか??

今日はそんな言葉をご紹介いたします!

 

 

『束の間』

意味:わずか、ちょっと

語源:束(つか)とは、建築部材で短い柱のことを言います。

このことからわずかやちょっとなどを表す言葉として使われるようになりました。

こちらが実際の束です☟

 

 

『こけら落とし』

意味:新築または改装した劇場などで行われる初めての興行

語源:こけらとは木材を加工したときにでてくる木のくずの事。

劇場などの新築や改装工事の最後に、内外装のこけらを払い落としたことから完成後初めての興行を「こけら落とし」というようになりました。

 

『子はかすがい』

意味:子供は夫婦の仲を繋ぎとめてくれる

語源:木材同士をつなぎ留める役割をする鎹(かすがい)という金具があります。

夫婦間でも、子供への愛情が鎹の役割をして夫婦仲を強くつなぎとめるという意味で使われるようなりました。

こちらが実際の鎹☟

 

 

『几帳面』

意味:真面目、正確な、規則正しい

語源:几帳とは、間仕切り用の布製屏風のこと。その几帳を支える柱には細かい面取りや刻みが入っておりこの面を「几帳面」といい正確な技術が必要とされた為、今日のような意味合いで使われるようになりました。

 

『叩き上げ』

意味:苦労を重ね努力をし、一人前になった人のこと。

語源:土間などに使用する土(たたき)は生半可な叩き方では良い土間が完成しなかったことからこの言葉が生まれました。

 

 

『埒があく』

意味:片が付く、区切りがつく

語源:埒(らち)とは広い場所の仕切りや周囲の柵のこと。

埒があくことは障害物になる仕切りがなくなるとなのでそこから物事が片付くという意味で使われるようになりました。

 

『羽目をはずす』

意味:調子に乗りすぎて度を超すこと。

語源:羽目とは板を綺麗に並べて張ること、また綺麗に張った物のこと。

これをはずすことは余程のことであるというところから度を超すという意味合いで使われるようになりました。

こちらが実際に綺麗に並べられた羽目板☟

 

 

『しのぎを削る』

意味:互角に戦うこと

語源:しのぎとは、棟木を屋根の勾配に合わせて山形に削ることを言います。

しのぎ状に削る時に片方を削りすぎると反対側も削って調整しなければなりません。

これが転じて互角に戦うことを表す意味で使われるとうになりました。

 

『さげすむ』

意味:人を見下す、軽蔑する

語源:柱などの傾きを見るために、おもりを付けた墨縄(すみなわ)を下げて傾きを調べます。

これを下墨(さげすみ)といい、のちに動詞化したものが「下墨む」→「蔑む」という文字に変わり人を見下すという意味で使われるようになりました。

 

 

いかがでしたでしょうか?

私は、建築用語が由来など知らずに普段から使っているものがたくさんあり勉強になりました(^^)/

意味や由来をしると面白いですね。

『建築うんちく』シリーズ化していきたいと思っています♪♪また次回をお楽しみに~☺

 

 

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